« 80分超CD | トップページ | サントリーホールでコンサート »

2015年7月12日 (日)

戸田奈津子さん講演会 へ行ってきました。

 字幕とスターの通訳で有名になっている戸田奈津子さんの講演は、会社がいろんな分野の人を招待して講演していただいているセミナーの一環。
 中学生の頃映画にあこがれて英語を始めたけれど、字幕の訳者は10人くらいの男性が囲っていて、なかなか入れなかった。
 それでもタイプ打ちか何かで映画関係の仕事についていたら、たまたまスターが来日し、人がいないので通訳として引っ張り出されたのが英語をしゃべった最初だとか。
 たいしたことはできなかったけれどそれでも何度も引っ張り出されたのは、英語がうまいからではなく、映画を良く知っていたので話が通じるから。
ただ、英語をやるんじゃなくて、興味があることをやり続けることが大事なのよ、という話。

映画の変化は大きく三つあった。
●CG。これはルーカスがティーンエイジャーのころ考えたストーリーを人に見せたい、と考えていて、それを実現するために必要な手段だった。
スターウォーズの全9話の内の4話からスタートしたのは、1話を映像化するには技術レベルが不足していたから(4話ならできた)。
●3D。これはキャメロンがティーンエイジャーのころ考えたストーリーを人に見せたい、と考えていて、それを実現するために必要な手段だった。タイタニックで大金を手にしたので、3D技術を開発するのに10年つぎ込んでアバターを作った。
 戸田さん曰く、アバター以外は3Dにする意味が見えない、アバターだけは3Dで見ないと意味が無い、とのことでした。....見ていない...。
●後はフィルムがなくなった事。字幕作成のための映像がネットで送られてくる。勿論セキュリティーはばっちりなのだけれど。
CGが発達しており、監督はぎりぎりまで手を入れるので、字幕作成期限ぎりぎりまで最終版が送られてこない。時間が無いので最終版の前のCGが写りこんでいない映像が送られてきてそれに字幕を当て込むんだそうです。
 ジュラシック・ワールドはかなり楽しめますよ、とおっしゃってました。
 今年の冬はスターウォーズの第7話が出るので、皆さん冬は避けておられるとのことで、この夏、いいのが目白押しになりそうですよ、ともおっしゃってました。

 因みに、字幕で映画を見るのは日本だけ。それだけ識字率が高いということ。日本は、俳優の生の声を聞きたい、という要求が強い所為もある。他国は全部吹き替え。
 そうでしたか。

|

« 80分超CD | トップページ | サントリーホールでコンサート »

コメント

 欧州、特にドイツ、フランスは、吹替えと字幕と両方ありますが、日本と同様で、今は圧倒的に吹替えの方が多いとの事です。
 本人の声で観たければDVDを観ろということでしょうか。
 ところで、フランスでは、国の放送規定で映画はノーカットでCM無しが当り前で、夜のニュースの後の映画が終る時間がまちまちなる様です。
 必ずしも、日本のみの識字率が高い理由は、当てはまらないと思います。

投稿: grigri | 2015年8月 5日 (水) 06時44分

 そうですか。海外といっても米国のことかもしれません。
 昨日HEROを見てきましたが、内容がクリスマスシーズンで、スターウオーズとぶつからないようにした、というのは本当かもしれません。

投稿: hengriomo | 2015年8月12日 (水) 11時36分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 戸田奈津子さん講演会 へ行ってきました。:

« 80分超CD | トップページ | サントリーホールでコンサート »