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2019年8月16日 (金)

マイクアンプの回路定数

   WM-61A(もどき)のばらつきを調べています。感度は 6-7dB のばらつきがありそうです。内部の FET の Idss は 5 V くらいの電圧がかかったときに  0.4 mA 弱から 0.5 mA までばらついていますが、0.40 - 0.45 mA が多いようです。

 Mic__2 各所の電圧は大体図のようになっています。

 回路の以下の考え方で作っています。
 
 (1) ソースフォロアに改造しているけれど、ソース抵抗 R1 をなるべく大きくしたい(電流変化が小さくなるので歪率で有利、かな)。
 (2) そのためにマイク部にかかる電圧をなるべく高くしたい(ですからファンタム電源は 48 V が必須です)。
 (3) マイクのドレイン側からも出力を取りたい。
    ⇒ 次段の差動アンプに差動信号を入れたい。
    ⇒ マイクを2端子にしているので、ドレイン側をゲート接地で受ける(こうしないと信号が出ない)。
    ⇒ 6 dB ゲインを稼ぎたい(結果としてそうなるだけですが...)。
 (4) 次段の差動アンプにはなるべく大きな電圧をかけない(ゲート電流を気にしています)。
 
  3_mic 以上の考えから、ファンタム電源は 48 V 必須の回路構成になり、ファンタム電源供給回路を選ぶかもしれません。
 図にあるように、ファンタム電源は 6.8 k を通して供給されることを前提にしています。
 
 マイク部には 30 V 近い電圧がかかりますから、マイクカプセルの FET に高い電圧がかからないように( 4~7 V くらいにしたい)、Idss によってソース抵抗を変える必要がありそうです(マイク部にかかる電圧を下げる、という選択肢もあります)。
 
 以上、マイク改造を2端子とした時の回路ですが、3端子にすると少し簡易化出来ます。
 この場合、よりソース抵抗の調整が微妙になりますが、部品を減らせます(ゲート接地の FET、ゲート接地のゲート電位を作る抵抗2個とコンデンサ1個)。
 作り出したころは3端子にすることでかなりカプセルを壊したので2端子にしていましたが、慣れてきたのでどちらも作れそうです....が、さてどちらが良いのやら。

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